こんにちは。ヤッシーです。
家を建てる前には、まず土地を探す必要があります。
最低限、どんな土地なら買ってもよいか、知りたい方向けの記事となっています。
駅近、バス停近く、ブランド地区、お店の近くがいいなど、様々な希望があると思います。
しかし、どんな土地でも、最低限満たさなければならない、条件があります。
それは、住んでいて生き延びることができる土地です。
大げさかもしれませんが、自然災害の多い日本では、土砂災害や、洪水にのまれない立地でなくては、安心して暮らしていけないと思います。さらに地球温暖化による影響も考慮する必要があります。
今回は、最低限どのような土地を選んだらいいかというお話です。
目次
地球温暖化
最近の地球温暖化による異常気象により、今後ますます、豪雨、洪水、超大型台風、夏の以上高温が頻繁に起こることが予想されます。100年に1度の災害が、毎年起こるような異常気象がすぐそばまで、迫っているのです。
本当に地球温暖化が進行しているの?と疑問に思われる方は、よい映画がありますので、是非とも参考にしてみて下さい。
地球にかつてないほどのスピードで二酸化炭素などの温室効果ガスが蓄積し、どんどん地球に熱がこもりやすくなっています。
気温が上がれば、海水温が上昇し、水蒸気が増え、雨雲も発達します。
大雨は、ますます激しくなり、台風は大型化していく傾向があります。
誰も予想できない異常な方向に地球は、向かっています。
もしかしたら、もう加速を止められない時点にきているかもしれません。
欧州では、ガソリン車の廃止が決まるなど、世界が脱炭素の方向に動いているのは、地球温暖化を少しでも阻止するためです。
新しい土地の条件
新たに家を建てる土地については、最低限3つの条件を満たす必要があると考えています。
①地震の時、津波が来ない
津波浸水想定図(平成27年3月作成)藤沢市
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bousai/bosai/bosai/hazardmap/tsunami/h2703tsunamisinsuisoutei.html
こちらは藤沢市の津波浸水想定図で調べました。
津波のリスク低い土地と確認しました。
②河川反乱時に、洪水が来ない
洪水浸水想定区域図(想定最大規模)|藤沢市
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bousai/bosai/souteisaidai.html
こちらから、洪水が来るリスクの低い土地と確認しました。
ところがその後、洪水マップが見直されて、我が家は浸水ぎりぎりの地点となってしまいました(泣)
最新のハザードマップを確認する必要があります。
③土砂災害に巻き込まれない
土砂災害・洪水ハザードマップ(平成25年度作成)|藤沢市
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bousai/bosai/bosai/hazardmap/dosha/h25hazardmap.html
こちらから、土砂災害リスクの低い土地と確認しました。
④海からある程度高い
こちらのサイトで、住所の標高を調べることができます。同時に近くの川からの高さも調べました。
【みんなの知識 ちょっと便利帳】地図クリックで緯度経度/住所/標高を調べる -
https://www.benricho.org/map_elevation_oneclick/
⑤地震で揺れにくい、液状化しにくい
こちらのサイトで、調べました。
揺れやすさ・液状化危険度マップ(平成22年度作成)|藤沢市
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/bousai/bosai/bosai/hazardmap/jishin/h22ekijokamap.html
これらは、命に関わりますので、最低限満たした土地を探しましょう。
土地の値段に、あまり反映されないことなので、自分で調べるしかありません。
市町村でハザードマップが公開されておりますので、必ず調べましょう。
我が家の土地は、液状化のリスクやや高いでしたので、地盤補強のソイル工事が必要となり、補強に100万円以上かかることになりました。
瓦屋根にしたので、家が重くなることも要因かもしれません。
地震の時に、家が傾かないことを祈るばかりです。
我が家の土地データ
私の購入した土地のデータは、以下のようなものです。
・標高:25m
・1番近い川からの高さ:10m
・土砂災害警戒区域外
・浸水区域外
・液状化のリスク:中等度→ソイルセメントという地盤改良工事が必要となりました。
・揺れやすさ:6弱と揺れにくい(1923年の関東大震災マグニチュード7.9が再来したと仮定した予想です)
液状化は、地盤補強工事でなんとかなりましたので、命にかかわる条件はクリアすることができています。
浸水だけが心配なので、浸水に備えて、火災保険の浸水特約に入っておきました。
通常の火災保険では、「床上浸水または地盤面から45cmを超える浸水」までいかないと、外の室外機や蓄電池などは保証されません。
そのような場合に備えて、「特定設備水災補償特約」という、特約があり、エアコン、床暖房や外の電気設備が壊れた際に補償されるというものがあり、おすすめです。
気に入った土地が、以上のような条件を満たしているか、チェックをしてみることをおすすめします。