こんにちは、ヤッシーです。
子育てしていて、1番辛かったのは、長男の夜泣きでした。
今はもう、落ち着きましたが、非常に苦労しました。
どのように、対処したか、もし困っておられる方がおりましたら、参考にして頂けますと幸いです。
目次
長男の夜泣き
1歳を過ぎたあたりから、なかなか夜寝なくなりました。
21時から24時までベビーカーを押して外を歩いたり、ずっと抱っこしたり。
しかも、いつも決まって、お母さんではなくて、父ちゃんなのです。
まだ眼科修行中でしたので、バタンと倒れたい日も、毎日でした。
子育てはこんなに辛いものなのかと。
神社でお祓い
長男の疳の虫を、取ろうと、神社でお祓いをしようとなりました。
その時、申込みをする神社の人に、
神主「両親が自分を見つめ直すとよいでしょう。」
と、言われました。
必死に子育てをしていましたので、上から目線の発言に、少しカチンと来てしまいました。
これ以上どうしろと言うのか。
仕事以外のときは、長男と公園でしっかり遊び、夜寝る前には、絵本も読んでいましたから、八方塞がりとは、このことでした。
当時は、神主さんの言葉の意味をよく理解できませんでした。
漢方
小児科の先生に相談したところ、漢方を出してもらいました。
漢方は、苦くてそのまま飲めないので、アイスに溶かしたりして、格闘しました。
少し、良くなったかな、という程度でした。
食細と喘息
長男は、ご飯をあまり食べなくて、妻が色々と工夫を凝らしていました。
しかし、全然食べず、食べないから、夜寝られないの悪循環でした。
小児科にいっても、血中飽和濃度は良かったので、喘息は大したことないと、言われていました。
ただ、私も妻も喘息持ちなので、苦しいのかもと、疑念を持ちました。
喘息治療で評判のO先生に変えたところ、気管支拡張薬も開始され、吸入もすると、食欲も出て、だんだんと、夜眠れるようになりました。
Spo2が正常でも、気管が狭くなると、苦しくて、子供は不機嫌になったり、食欲が落ちたりするそうです。
O先生は、自分も喘息があり、喘息の患者さんの気持ちがよくわかるそうなのです。
良きかかりつけの先生に出会えて、本当に幸運でした。
医師は、エビデンス+経験が必要なのだなと、思いました。
ご飯も食べられるようになり、やや寝付きも良くなりました。
専門医試験延期
網膜剥離のオペを始めた頃は、夢の中でも、再剥離する映像が流れてきて、何度も夜中に目が覚めたりしました。
失敗すれば失明してしまう恐れもあり、子供の夜泣きと、毎晩の悪夢と覚醒とで、本当に限界地点を彷徨っていました。
専門医試験は、子育てと仕事で、1年受験を延期しました。
これまで、ストレート(現役)で来ていたので、初めての留年のような感じでしたが、特に、何とも思いませんでした。
それくらい生きるのに必死だと思います。
次男出産は、実家帰省
次男出産の際、妻の母は、アルコール依存症の再婚相手の手が離せなく、妻の父とは、絶縁状態でした。
仕方なく、私の実家に、妻は身を寄せて出産になりました。
飛行機で1時間半の距離ですが、毎週末、仕事がないと帰っていました。
長男は、父が帰ってこないと、夜泣きはさらに激しさを増し、大変なことになっていました。
姑問題も勃発しました。
姑「私が日中仕事に、行っているのは、あなた(妻)との時間を減らすためよ」
姑「(子供が言うこと聞かないと)、〇〇しないと嫌いになっちゃうよ」
我が母、さすが、不倫をして、何食わぬ顔で家族ごっこをしている鬼です。
今思えば、ファミサポやベビーシッターなど何でも使って、実家に帰らなくてもやれたのかもしれません。
その時の私は、仕事がハードすぎて、安月給で、そんな余裕はありませんでした。
次男が生まれると、速攻、我が家に連れ帰りました(笑)
もう数年、いや数十年は、敷居をまたがないだろうと思います。
子が親を親にする
よく言われることですが、私の場合も正にその通りでした。
明日も朝から晩まで、たんまり仕事なのに、その夜も長男は泣き続けました。
そして、思いました。
ヤッシー「子供は仕事のことなど、何もしらない。ただ、父が欲しいのだと」
ふと、子供に100%向き合おうと吹っ切れました。
すると、それが子供に伝わったのか、それ以来、少しずつ、眠るようなりました。
もしかしたら、激しい仕事の中で、子供をみているようで、みていなかったのかもしれません。
ずっと、寂しい思いをさせてごめんと、素直に反省しました。
神主さんの自分を見直せという言葉、今ならなんとなく分かります。
親になるのは、全ての人が初めてで、修行が必要なんだと思います。
子供が色々と教えてくれました。
だからこそ、政府は、少子化対策するなら、児童手当なんて、適当に誤魔化さないで、本気で、全力で向き合って欲しいと思います。
でないと、WHOの報告通り、2050年には日本は人口が激しく減少して、ほぼ全ての大企業がリストラをして、かつては経済大国だったと、言われるでしょう。
GoToなど、やっとる場合じゃないのです。
専門医試験
専門医受験の前には次男が生まれて、次男を寝かせて抱っこしながら、専門医試験勉強をしていました(泣)
専門医の前日に、ちょうど医師になってから飼っていた戦友のウサギが、亡くなりました。
「もうお前は1人で頑張れる」と、言われたようなそんな気がしました。
専門医試験当日は、不幸にも39℃の発熱に見舞われました。
これ以上、勉強に時間を使っている家族に迷惑をかけられないし、天国のウサギのためにも、解熱剤を飲みながら朦朧としながら、受験しました。
2日間にわたる試験でした。
無事に合格しました。
子供の夜泣きは、お祓いか、漢方か、私の心構えか、喘息か、何が結局原因だったのかは、よく分かりません。
今は、もうぐっすりと、よく寝ています。
親になって、こどもに教えられることが多いというのを、身にしみて感じています。
ブログで人生をふり返ると、波乱万丈だなと、つくづく思います。
僕みたいな奴でも、なんとか生きて這い上がっていけるというのは、日本の良いところです。
そして、子供のメッセージを、しっかりと受け止められる親でありたいと思います。
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